2024/04/29 16:53
開襟シャツというと。
紳士の熱帯域仕様のシャツという印象をもっていて。
洋服としては。
見目に涼しげで、気軽であっても上品とか。
そのために。
襟元に始まり、釦の数や間隔、ポケットの仕立て、生地などなど。
諸々の創意工夫が盛り込まれた服と認識してる。
そこから。
レジャーに振った服や、ミリタリーに振った服へ。
ワークウェアから。
アジア経由でグルッと回って冠婚葬祭可の民族衣装的な立場を確立した服まで、色々と派生。
特に。
アメリカの不良に浸透した経緯とかは、やっぱり博打だろうかとアレコレ想像すると楽しい洋服です。
映画やら何やらを観るときは。
アイロン具合や草臥かたから、背景にある設定とかに気付けると嬉しかったりもします。
Box shirts ( Col. gray, Size. 1,2 ) 36080yen with tax / PETTY
PETTYのオープンカラーシャツ。
「イメージは50’s US で、トップのルーパーは飛ばしました。」
とのこと。
スクエアなボディにフラップとマチの無いチェストポケット。
猫目釦や、深めのイッテコイを折り閉じたような袖口のディテール。
あと肩側で2回、気持ち摘んだ様なタックがそうなんだろう。
それに対して。
ひんやりと接触冷感のある。
甘く上品なウールの生地と蝶貝釦の見栄え。
カーブをとった襟や仕立ての良さからは、ヨーロッパ的なニュアンスを感じます。
ポケットのかんぬきが横に掛ってるコトや、気持ち打ち合わせが深いのかな。
クラシコな印象をベースに、袖と裾の丈や幅のバランスとか、エッジの利かせ方が面白い洋服です。
「夏に着るもんですから、タンクトップの上から着ちゃいますよ。」
それから。
「甘い生地なのでやっぱり入りますが、入ってちょうど位の丈のバランスになるかな?」
とも。
普段の手入れは、ブラシとスチームと硬く絞ったタオルで。
ごりんごりん回すのは、流石にどうかしらんと思うけども。
ちゃんとネットに入れて。
エマールとお洒落着洗いを駆使してもらえば、まぁ大丈夫。
ひょっとしたら。
それでも、気を揉んだりするのかなと思うけども。
天色の夏空のした。
ウールの心地よさを堪能して欲しいので。
先ずは試着から。
店頭でお待ちしています。
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RÜCKWÄRTS
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