ボタンフライと前後片方づつのカーゴポケットが特徴的なオーバーパンツ。

太く、長いストリングスは結び方や垂らす長さで、スタイリングにアレンジができます。

裾もストリングスがあり、丈感や裾幅の印象がかわります。

もとはイギリス軍のゴム挽きのパンツからサンプリングし、密度と重さのあるリネンで設計しています。

独特の重さでストンと落ちるシルエットとボリューム、エッジの利いたディテールや、ポケットの充実など。

イージーらしからぬ要素を重ねつつ、経年変化によるリネン特有の馴染みにより、程よくこなれた洋服になります。

グレイッシュで黒のネップが立つ生地は、遠州の産。

古いヨーロッパの生地のような表情に仕上がっています。

Easy military trousers を、黒味の強いボルドーに製品染したもの。

全体的に繊維が締り、落ち感が増した。

ステッチワークが強調されることで、膝のあて地やポケットなどのディテールが静かに立つ。

深く染めるコトで、フェードなど経年による楽しみも増えた1着です。

俗に。

肩肘を張らない、リラックスウェアと呼ばれる洋服なのだろうけども。

着るコトで格好がつく洒脱な服。

篭りがちな人も。

部屋の延長が様になれば、ちょっとそこまでも気安くなるもんです。

明日は、イベント「談団vol.13」。

ぜひ遊びに来て下さい。

   

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